2016年03月19日
お彼岸。

彼岸入りする前日に母方の。
そして、今日、仕事帰りに
父方のお墓参りへ。
高齢の祖父母がお参り出来なくなった分
私の務めだと思っている。
彼岸は人間の様々な
欲望や迷いのある現世を離れて
彼岸(悟りの世界)に到達する
意味もあるらしい。
私は、ここ数年、立春を境に
京都の六波羅密寺のおみくじを
毎年、取り寄せている。
(以下、六波羅密寺HPより)
六波羅蜜とは、この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための六つの修行をいいます。波羅蜜とは彼岸(悟りの世界)に到ることです。
◆布施
見返りを求めない応分の施しをさせていただく事をいいます。貪欲の気持ちを抑えて、完全な恵みを施すことです。布施行は物質だけではありません。
◆持戒
道徳・法律等は人が作り現在はますます複雑になっています。私たちは高度な常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒める事が肝要です。
◆忍辱
如何なる辱めを受けても、堪え忍ぶことが出来れば苦痛の多い現代社会において、自らが他の存在に生かされていることがわかり、全ての人の心を我が心とする仏様の慈悲に通じることとなります。
◆精進
不断の努力をいいます。我々人の生命は限りがあります。ひとときも無駄にすることなく日々誠心誠意尽くすことです。
◆禅定
冷静に第三者の立場で自分自身を見つめることをいいます。
◆智慧
我々は本来仏様の智慧を頂戴してこの世に生をうけております。しかし、貪りや怒り愚痴によってその大切な智慧を曇らせてしまいがちです。 布施・持戒・忍辱・精進・禅定の修行を実践しどちらにもかたよらない中道を歩み、此の岸から彼に岸へ・・・。

イライラもするし、
愚痴も言いたくなるし、
時に欲も出るし、
ダラダラしたくもなるし、
逃げたくなることも。
人生、修行修行…♪