母の日のおむすび。
昨日、臨終間近の祖母に
母がラップにくるんだおむすびを
持たせたら、祖母が復活。
一同びっくり。
認知症が進んでから
「ごはん、ごはん、めし、めし」
を呪文のように呟く祖母。
食べさせてあげられない分
母が握ってきたラップおむすび。
今朝、いとこが新しい
おむすびを握ってきてくれた。
ベッドに横たわる祖母の右手に
そのおむすびを持たせている。
枕元には、叔母からの
カーネーション。
私は直接初女さんに
お会いできて
初女さんからおむすびの
作り方を教わったことがある。
昨日今日と初女さんのことを
思い出している。
『人はいくつになっても成長します。人生とは気づきによって、こころを切り開いていくことそのものです』
『一食一食に心を込めてつくる喜び、その味わいは、女性として母としての私たちに与えられた恵みではないでしょうか』
初女さんの言葉。
おむすびには、
不思議な力がある
って身をもって感じた日。
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