釜山子どもの本の店。
釜山の子どもの本の店。
社長のキム・ヨンスさん。
研修で訪れた日本。
青山のクレヨンハウスに
心惹かれ
サムスンを退社して
立ち上げたそう。
書店と図書館が
複合されたような施設。
貸し出しはなく、閲覧のみ。
ここで演劇や音楽会をしたり
外で遊べるようにもなっている。
団体の利用も多く、
保育園幼稚園~大学生まで。
本をプロジェクターで映写し
音楽をつけて流したりするそう。
小中学生の専用の部屋が
いくつかあった。
こちらは、
灰谷健次郎さんのコーナー。
「兎の眼」は韓国語訳では
「私の大好きな先生」という
タイトルらしい(笑)…
スラムダンクも
八島さん。
日本の絵本も沢山。
微妙にサイズやカットが
違って出版されていた。
残念ながら、私の好きな
韓国の絵本は置いてなかった。
驚いたのは、
「今、売れている本は?」
という私の質問に対して
出てきた答え。
セオル号。
従軍慰安婦に関する絵本。
ちょっと意外な答えだった。
社会的テーマが題材として
取り上げられているものが多かった。
日本でも出版されている
クォンジョンセンさんの
「こいぬのうんち」
特別にコーナーが設けられていた。
人格も素晴らしい方だったと
教えてくれた。
韓国の人気作家の原画。
特別に観せて頂いた。
済州島の歴史がテーマの
絵本の原画。
日本と同じ。
歴史を語れる人が
存命されているうちに
残して語り継ごうとしている。
韓国が表現の自由が
許されるようになったのは
ここ15年くらいだという。
お隣の国なのに
こんなに違うのかと
驚いた。
何冊か手に取ったけれど、
従軍慰安婦の本は
買わなかった。
買えなかった。
ちょっと消化しきれない
気持ちを持ったまま
帰ってきた。
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