母親って凄い。と思った夜

風の実

2015年11月02日 22:10





紅玉が手に入ったから~♪と
アップルパイを頂く。


色が綺麗!


以下は綴るか迷ったけれど、
今日遭遇した出来事。。

夜、帰宅中に車を運転していたら
ライトの先に何かある…

車を停めて降りて見ると
子猫が横たわっていた。

轢かれたのか…と思ったが
体の状態がきれいなままだった。

どうしようか、ライトに照されながら
考えていると
母親らしき猫が寄ってきた。

逃げずにこちらを見つめ
ニャーと鳴いて訴える。

時折、子猫の体を舐めたり
見つめたり、じっとその場を
動こうとしなかった。

母親って、凄い。
強い。


車を置いたまま助けを呼びに。

戻ってみると
やはり、母親は子猫の側に居た。

死後硬直はしていなくて
子猫は、柔らかいままだった。
母親は、その間ずっと鳴いていた。


いろんな気持ちが交差したまま帰宅。

お風呂に浸かりながら、
中島久美子さんが書かれたエッセイ
小学館保育ネット私の保育大賞作品
「動物の死をめぐって」を思い出す。

死因は分からない。
母猫は、今、どんな気持ちで
いるのだろう。

うちの子を助けて欲しいと
こちらを見つめ
訴えていたようなまなざし。


助けてはあげられなかったけれど
きれいな体のままで
土に還してあげられたのが
せめてもの救い。

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